衆参両院は16日、黒田東彦日銀総裁を再任し、副総裁に若田部昌澄早大教授と雨宮正佳理事を充てる人事案に同意した。
新執行部の評価と今後の課題を、安倍晋三首相の経済ブレーンである浜田宏一・米エール大名誉教授に聞いた。

 −−黒田総裁の続投が決まりました。

 ◆アベノミクスは雇用、収益、生産の面で大成功なのだから、論功行賞としても再任は当然だ。
消費税や外債購入など彼の元の職場(財務省)に関係する問題でも、
(財務省の利害から独立して)あくまでも中央銀行総裁としての任務に力を発揮してほしい。

 −−副総裁は、リフレ派の若田部氏と日銀生え抜きの雨宮氏がコンビを組みます。

https://mainichi.jp/articles/20180317/k00/00m/020/158000c