2018年3月17日
https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/225271

オウム真理教の13人の死刑囚のうち、7人について、東京拘置所から、仙台、名古屋、大阪、広島、福岡の拘置所への移送が、15日完了した。すべて死刑執行施設を持つ拘置所で、死刑執行に向けた移送とみられる。

 3月20日は、1995年に「地下鉄サリン事件」が起きた日だ。丸ノ内線や日比谷線などの地下鉄車両に、オウム信者が神経ガスのサリンを散布。乗客、駅員ら13人が死亡し、約6300人が重軽傷を負った。このタイミングでの移送に対し、永田町では「20日に一斉に死刑執行するのではないか」との話が飛び交っている。

「執行場所をどこにするかの基準はありませんが、通常、死刑囚への配慮もあって、故郷やゆかりの地に近い拘置所に送られるケースが少なくない。しかし、執行をモタついていると家族が面会を求めたり、場合によっては再審請求したりする。死刑囚の心情安定にも良くない。移送後、それほど時間を置かずに死刑執行されるのではないか」(司法担当記者)

(以降ソースにて)