会員限定有料記事 毎日新聞2018年3月15日 21時41分
https://mainichi.jp/articles/20180316/k00/00m/040/103000c

文部科学省の前川喜平前事務次官が名古屋市の公立中に講師として招かれた際の授業内容や録音について、同省が市教育委員会に報告を要請していたことが15日、分かった。国が個別の授業に絡み、講師の言動に関わる内容を細かく調べるのは異例で、批判の声も上がりそうだ。

 文科省によると、2月に前川氏がこの中学の校長に招かれ、授業で講義した。文科省は今月1日、市教委に対し、授業の内容や前川氏に講師を依頼した経緯などについてメールで尋ねた。同時に授業内容の録音データもあれば提出するよう要請した。

 市教委は、録音データは提出せず、授業内容や講師依頼の概略をまとめ報告。

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