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3月11日に希望の党・玉木雄一郎代表が財務省の情報公開のあり方についてテレビ番組で意見を述べた際、「国有地処分の適正性についてもう一度ちゃんと光を当て背景や政治的関与調べるべき」と発言したことから、野田中央公園問題追及への期待感が出ているようです。

玉木代表は3月11日にフジテレビ系「新報道2001」で森友学園との土地取引における財務省文書書き換え問題について「野党はどう追及していくか」と問われ、こう話していました。

玉木「事実が出てくればですね、もう財務大臣の責任はまず免れないと思います。で、私は実はこの情報公開のあり方についての問題はむしろ表層的な問題で、事実を曲げてまで隠さなければいけなかったことはいったい何なのか、つまり国有地の処分の適正性についてもう一度ちゃんと光を当ててですね、財政法9条に基づく適正な対価による、売却じゃなかったんではないのか。じゃ、その特殊性、特例性は一体何から出てきたのか。その背後に何があるのか。誰がいるのか。政治的関与はあるのかないのか。こういうことをですね、もう一度しっかりと調べていかないと、国民の中にあるモヤモヤ感は消えないと思いますね」

この発言が関心を集めるのは日本維新の会・足立康史議員が2018年2月にも辻元清美議員に質問を投げかけるなど(関連記事・関連記事)燻り続けている野田中央公園を念頭に置く人々が多いためで、ジャーナリストの有本香氏も3月8日のネット番組「真相深入り!虎ノ門ニュース」において「野田中央公園のことも含めてはっきりさせて下さい」と野党議員に対し求めていたばかりでした。

有本「国会議員の皆様にお願いしたいのは、ここの国有地の払下げの問題がそんなに気になるんだったら、隣の野田中央公園のことも含めて野党の皆さん方、はっきりさせて下さいと。じゃああの土地の払い下げはどうだったんですかってことなんですよ。あれだって大幅にね、要するに言ってみれば値下げをされて、相手は自治体ですけれどもね、売られてるわけですよね。売られてると言うよりもあれは補助金を入れられてるわけですね。ですから事実上それだけの値下げがあったというのと同じなんですけど、そこはどうなんですかと。」

有本氏は玉木代表のテレビ発言に対しTwitterで賛同の意を示し「森友の土地周辺含め、過去の国有地払い下げに適正性が疑われる事例はないのか、あれば、そこに政治家の関与はあったのか否かをどんどん明らかにしていきましょうよ。」と玉木代表の今後の行動に期待感を示していますが、これには「同感です」「おっしゃる通り」との反応が相次いでおり、野田中央公園問題取り上げへの期待感の高さを窺わせています。

また今回国有地処分の適正性に言及した玉木代表ですが、2017年2月24日の衆議院財務金融委員会では丸山穂高議員が森友学園への土地売却問題についての質疑で、朝日新聞や読売新聞などへの国有地払い下げ問題に言及していました(関連記事)。


参考
【動画あり】連帯ユニオン関西生コン支部家宅捜索 ネット「辻元清美『捜査される方が悪いんちゃうの?』w」「朝日が記事にしないヤツ」
http://fate.2ch.net/test/read.cgi/seijinewsplus/1520930721/