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財務省が森友学園との土地取引を巡る文書に書き換えがあったと認める方針を固めた、と報じられたことで、追及を強めている野党議員に強気の姿勢が顕著になっています。自由党の森裕子参議院議員はこの問題についてブログで検証していた自民党・和田政宗参議院議員の表現を捉え「すごいね、軌道修正の速さに感服」と語った後、「皆さん、見ていてください 辞書保守の人々の手のヒラ返しを!なんと美しい国」と揶揄を交え挑発的とも言える形でツイートを流しています。

森議員は3月10日の夜、和田議員のツイートを添付する形で「すごいね、軌道修正の速さに感服。」と呆れたように語った後、「皆さん、見ていてください 自称保守の人々の手のヒラ返しを!なんと美しい国」と発言。

これは和田議員が朝日新聞の報道についてこれまでブログで「朝日新聞さん、まさか文書を取り違えてはないとは思いますが。。。 」「今朝の朝日新聞報道のわからない点」といったタイトルで「まさかとは思いますが、全く別の決裁文書の調書を比較し、文言が変わっていたり削除されたと指摘したということはないでしょうか?」「朝日は証拠を持っているならもう堂々と示してはどうか。」などと疑問視していたところ、財務省が文書の書き換えを認めると報じられたことから「現時点では、朝日の記事が正しい可能性について否定は出来ません」「もし朝日新聞の報道が正しいなら」と軌道修正とも受け取れる形で表現に変化があったことを指してのもの。

財務省が書き換えを認めたとなればこれまで真偽不明と見られてきた朝日新聞報道の信ぴょう性が増すだけに、強気の態度も無理からぬことではあるものの、敢えて自民党議員のブログを晒して挑発的とも言える発言に及ぶ姿勢は、森議員の人柄がにじみ出ているとも言えそうです。

3月5日に他の野党議員らと共に近畿財務局を訪れていた森議員は当時の様子について「入庁は認めないとの財務省本省の指示を忠実に守ろうとする職員を説得(?)して、管財部(文書を作成した部署)へ案内させる」などとTwitterで語っていましたが(関連記事)、その後近畿財務局の職員が自殺したと伝えられると「もう誰も死なないでほしい」などとツイートを流していました(関連記事)。

森議員は3月11日になると「森友問題に関する国会答弁がウソだということは、加計学園問題についての答弁もウソだったのですよね。」と加計学園問題の追及にも意欲を見せ始めています。