2018年3月7日 12:31 沖縄タイムス
http://www.okinawatimes.co.jp/articles/-/219191

米空軍嘉手納基地所属のF15戦闘機が部品を落下させ、日本側への通報が遅れた問題で、沖縄県の翁長雄志知事は「はらわたが煮えくりかえる思いだ」と述べ、米軍を強く批判した。7日、県庁で記者団に語った。

知事は事故が繰り返される中での今回の発生に「強い憤りを禁じ得ない」と非難。日本側への通報が発生から6日後だったことには「たがが緩んでいると言わざるを得ず、到底容認できない」と指摘した。

 その上で、日米両政府に全米軍機の点検や安全管理体制の見直しを要求。事故発生時の通報体制に関する問題点を、県を交えて検証することも求めた。