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日本維新の会・足立康史衆議院議員が2月27日に「立民は 北朝鮮の 工作員」とツイートしていたことに反発する立憲民主党と反論する足立議員の対立が深まっています。

足立議員は2月27日の夜、Twitterで別のユーザーとやり取りしていた川柳として「立民は 北朝鮮の 工作員」と発言、その後「下の句」として「そう言われても 仕方ないよね」と補足していました(関連記事)。

立憲民主党はTwitterで「あまりにひどいデマに言葉を失いました。ツイッター社に報告します」と反発していましたが、足立議員も譲らず「言論封殺に躍起ですね。当に、そうしたところが、北朝鮮云々と言われる所以だって分からないのですかね」「庶民の川柳に過剰反応する暇があるなら、代表と革マルとの関係、国対委員長と生コン、北朝鮮との関係など疑惑について、一度くらい記者会見で説明したらいかがでしょうか」と挑発、今後の行方に注目が集まっていました。

この件は3月1日に行われた枝野幸男代表の会見でも記者から質問が飛び出し、今後の対応について問われた枝野代表はこのように短くコメント。

枝野「まぁあの、コメントにも値しないような話で、然るべき部局で然るべき対応をしてくれると思ってます」

足立議員は枝野代表の発言に対しても早速「また自民党に言って維新にプレッシャーをかけるのでしょうか。革マルの件も生コンの件も、一切説明責任を果たすことなく、政治的言論に裏で圧力を加えるのは卑怯です」と噛み付いていますが、その背景には2月に立憲民主党ら野党が提出していた懲罰動議への疑念が強く影響しているようです。

枝野代表の発言を受けた足立議員はTwitterやブログで「2月の質疑に瑕疵はありません!」としてその理由を説明、このように決意を示すと共に枝野代表に対し懲罰動議の提出理由を明らかにするよう求めています。

足立「しかし、これ以上、国会審議を無為に浪費することに我慢ならないのです。6回目となる今回の懲罰動議は、私にとって正念場です。これまでは、とりあえず、中身ではなく表現が悪かっただけ、対象は表現だけ、と自分に言い聞かせ、謝罪を繰り返してきましたが、これでは何も変わらない、と分かりました。」

足立「枝野代表には、懲罰動議の提出理由を明確にしていただきたい。辻元清美副大臣に言及したのも不動産鑑定時の担当政務として「事実誤認」はないことを改めて確認しました。安倍政権に説明責任があるなら民主党政権にも説明責任があります。当たり前です。懲罰動議を撤回させるまで妥協なく進む所存です。」