(2018/03/01-16:41)時事
https://www.jiji.com/jc/article?k=2018030100875&;g=pol

 加藤勝信厚生労働相は1日の参院予算委員会で、裁量労働に関する実態調査をやり直す方針を表明した。厚労省が2013年度に実施した労働時間調査のデータに異常値や誤用が続々と判明し、同調査の信頼が失われたことから「それにこだわることなく新たな調査を設計する必要がある。どうやったら実態を把握できるか厚労省で議論したい」と述べた。自民党の丸川珠代氏への答弁。
 一方、裁量労働制の対象業務拡大を切り離す「働き方改革」関連法案の国会提出について、加藤氏は「13日を一つの目途としている」と語った。民進党の吉川沙織氏への答弁。