YOMIURI ONLINE 2018年03月01日
(記事元にまとめた表あり)
http://www.yomiuri.co.jp/osaka/news/20180301-OYO1T50012.html

 大阪府は、昨年1月に導入した宿泊税について、来年から課税対象を広げる方針を固めた。
現在はホテルや民泊などで1人1泊「1万円以上」の宿泊者を対象としているが、年間の税収が想定の7割にとどまり、
「5000円以上」に見直す方向で検討している。実現すれば宿泊者の9割程度が課税対象になるとみられ、
早ければ今秋の府議会に改正条例案を提出する。

 府の宿泊税は宿泊料(食事代などを除く)に応じて100〜300円を徴収。訪日外国人受け入れの
環境整備などが目的で、ビジネス利用が多いとみられる1万円未満は課税していない。

 府は2017年の税収を、14年の宿泊実態調査などを基に10億9300万円と試算。
実際は想定の69%(7億5700万円)にとどまった。