産経ニュース 2018.2.27 05:00
http://www.sankei.com/politics/news/180227/plt1802270006-n1.html

 安倍晋三首相(自民党総裁)の出身派閥である細田派(清和政策研究会、95人)が所属議員を当選回数ごとに分け、
派閥幹部との会合を4月中旬までに計11回開くことが分かった。首相の出馬が確実視される9月の総裁選から
党員票(地方票)の比重が増すことを踏まえ、他の有力候補は地方行脚を始めているが、首相は活動が公務で限定されている。
派内には「3選は楽観できない」との懸念もあり、各議員に地元での票の掘り起こしを徹底させる考えだ。

 今回、細田派が当選回数懇を細かく設定するのは、地方票の取り込みを徹底する石破茂元幹事長の動きを
念頭に置いているからだ。石破氏率いる石破派(水月会)が5日に大阪市で開いた政策セミナーは約1千人が集まった。
参加者は近畿一円の府議や県議も多く、首相は神経をとがらせているという。


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