時事ドットコムニュース(2018/02/26-18:28) 
https://www.jiji.com/jc/article?k=2018022600827

 電機大手の2018年春闘は、基本給を底上げするベースアップ(ベア)について、
月1000〜1500円で調整が進みそうだ。経営側は、1000円で妥結した前年を含む過去4年間に
計7500円のベアを実施し、固定費が膨らんだとして大幅引き上げに慎重な姿勢。これに対し、労働組合側は
「月例賃金引き上げによる生活水準の維持、向上が不可欠だ」と強く訴えている。

 産業別労組の電機連合によると、経営側はこれまでに、個人消費の拡大による経済の下支えなどの
社会的要請に応えていく重要性に一定の理解を示した。一方、電機大手の各労組がそれぞれ要求した
ベア3000円については「要求は過大」との認識を示しており、労使の主張には大きな開きがある。