2018年2月24日 日刊ゲンダイ
https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/223956

“魔の3回生”がまたやらかした。連日、野党が国会で追及している「裁量労働制の拡大」をめぐる問題。23日の衆院予算委分科会で、野党の質疑について自民党議員からオドロキの暴言が飛び出した。

「(野党の言い分は)誹謗中傷クラス、あるいは資料の不備な点を続けて批判している」

 こう言い放ったのは、自民党の渡辺孝一衆院議員(60)。さすがに野党はカンカンだ。デタラメな資料を基に答弁し、その後、撤回、謝罪したのは安倍自民党なのに、野党の質問を「誹謗中傷」と言い放ったのだから当たり前だ。

 まるで“飛んで火に入る夏の虫”のごとく、国会で一番ホットな話題に自ら飛び込んでいったワケだが、どんな人物なのか。

「渡辺氏は、2012年初当選の3回生です。地元北海道の偏差値42の医療大を卒業した後、歯科医師になり、02年、北海道の岩見沢市長選に立候補して当選。市長を3期10年務めた後、12年に比例北海道ブロックから出馬して国政に進出しています。比例単独1位なので、苦労せずに当選を重ねています。父は元科学技術庁長官で、元衆院議員の渡辺省一氏。いわゆる2世議員です。ただ、国政ではほとんど活躍していない。ほぼ無名です」(政界関係者)

(以降ソースにて)