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2月21日に6野党の幹事長・国対幹事長会談で働き方改革関連法案の提出見送りなどを政府に求めることを決めたと報じられている件に関し、BSフジ「プライムニュース」に出演した各党の議員が、日本維新の会がこれに加わらなかった理由について挙げる中で、足立康史議員の名前が飛び出す場面がありました。

この日「カジノ日本人3回?依存症対策で入場規制”日本型IRの行方」というテーマで自民党の岩屋毅衆議院議員、立憲民主党の長妻昭代表代行、共産党の辰巳孝太郎議員らと議論していた維新・馬場伸幸幹事長でしたが、番組の冒頭で働き方改革における答弁撤回問題で反町理キャスターから6野党に維新が加わっていなかった理由について問われると自身の発言が原因だったのではないかとまず見解を語っていました。

馬場「私が代表質問でですね、本会議場で、日本維新の会というのは与党でも野党でもないと。国民のために働いてる政党だと宣言したんですね。そしたら野党の皆さんはそこの揚げ足を取ってですね、君らは野党じゃないんだから、野党の会議には呼ばないと、そういう些細な事がスタートなんですね」

長妻議員は「本質的な主義主張や理念に隔たりが相当あると感じている方が多い」ためだ、と維新のスタンス自体が問題との見方を示しましたが、共産党の辰巳議員は足立康史議員の名前を出して維新が野党6党から除外されていると指摘。

辰巳「中身についてもね、予算委員会で足立康史さんという議員がね、まぁ何度も何度も不適切な発言をして、懲罰動議というところまでね、いくということもあって、要するに彼がやってることっていうのは野党への攻撃なんですよ。そこで答弁できない野党に攻撃をすると。これはなかなかね、中身やってること自身も、野党とはいえないんじゃないかと私は思います」

これに対し馬場幹事長は「最後はプラカード持ち出して委員会室で暴れるパターンでは一緒には出来ない」と足立議員批判を容認せず対立する姿勢を見せましたが、その後裁量労働制のデータ問題については馬場幹事長が野党6党と同様の姿勢を示したことから反町キャスターは改めて長妻代表代行に対し、野党6党に維新を含めない理由について「何で声かけないんですか?それは辻元さんが決めてることだから関係ない?」」と質問。すると長妻代表代行は辰巳議員に続いて足立議員の名前を挙げ、大きな問題になっていると語っていました。

長妻「ん〜まぁ多分ですね、これあの、ちょっとこれ今国対というか、議院運営委員会で、足立議員のですね・・・」

反町「えーそれ足立さんの話でその、裁量労働制に関する6野党の維新外しになるとこれ話違うでしょ」

長妻「いやいやいやいや、これあの、与党も含めて、非常に今大きい問題になってますんで、ちょっと私も理由はわかりませんけれども、あとは根本的な主義主張の問題とか、そういうところはあるんだと思います」

国会での発言が問題視され懲罰動議まで提出されている足立議員は2月16日に自身のブログで再び野党批判姿勢を強めていましたが(関連記事)、今回のプライムニュースで維新が野党6党から除外されている原因が自身にあると言及されたことに対しても早速Twitterで長妻代表代行に対し「面と向かって言えないのか」、また辰巳議員に対しても「自分たちが破防法の監視団体なのを棚に上げて、情けない」と反発しています。