YOMIURI ONLINE 2018年02月20日
http://www.yomiuri.co.jp/osaka/news/20180220-OYO1T50008.html


 奈良県葛城市で14年前の合併時から引き継がれたとみられる約1億8000万円の裏金があるとして、
市議会は19日、地方自治法に基づく百条委員会を設置した。市の会計処理がされないまま、
旧新庄町時代の歴代幹部職員らが管理してきており、強力な調査権限を持つ百条委で詳しい経緯や
管理の実態を調べる。

 同市は2004年10月に旧新庄町と旧当麻町が合併して誕生。旧新庄町の関係者によると、
庁内各課にあった未処理金や町長の交際費の残金をプールして捻出した裏金を歴代の収入役が
少なくとも合併前20年以上にわたって管理し、合併時の残高は約1億8000万円に上った。

 合併後、口座は幹部職員が引き継ぎ、15年春に数百万円が引き出された形跡があった。
関係者によると、市の農道工事に対し、地権者らの協力を得るために使われたという。


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