(2018/02/19-15:45)時事
https://www.jiji.com/jc/article?k=2018021900582&;g=pol

立憲民主党など野党6党は19日の国対委員長会談で、安倍晋三首相が裁量労働制に関する答弁を撤回した問題を受け、「働き方改革」関連法案の提出断念を政府に求める方針で一致した。厚生労働省の労働時間調査に不備があったためで、野党は加藤勝信厚労相の責任も追及する構えだ。
 首相が撤回したのは「裁量労働制で働く方が労働時間は短くなるというデータもある」との答弁で、厚労省が労働時間に関する異なる質問で集計したデータを基にしていた。立憲の辻元清美国対委員長は記者団に「法案提出は認められない。根幹のデータがごまかしだったならば法案はボツだ」と述べた。