0001仙猫カリン ★
2018/02/16(金) 03:34:16.62ID:CAP_USER9さまよう『名門派閥』 額賀派“お家騒動”
2月15日 20時30分
通常国会が召集された3日後の1月25日、自民党のある「派閥」に激震が走りました。舞台となったのは、かつて党内で最大派閥だった竹下派の流れをくみ、「名門派閥」とも言われる額賀派。正式名称は平成研究会。所属する参議院議員が会長を務める額賀元財務大臣の退任を求めて、派閥から離脱する構えを見せ、分裂含みの様相となったのです。ことし秋に自民党総裁選挙が控えることから、その成り行きに、党内の注目が集まりました。額賀派の内部では何が起きていたのか。騒動の結末は。そして、総裁選挙への影響は。「名門派閥」の分裂騒動の2週間を追います。(政治部記者 根本幸太郎)
分裂騒動は突然に
「あす、参議院側が、“額賀会長”の退任を求めて動くかもしれない」
私のもとに同僚記者から情報が入ってきたのは1月24日(水)の夕方でした。
“額賀会長”とは、財務大臣や自民党の政務調査会長などを歴任してきた額賀福志郎氏。会長として、党の派閥・額賀派を率いています。
派内では「額賀氏は親分肌ではないが人柄はいい」(衆院側の派閥幹部)という評価の一方、「おととしの参議院選挙と去年の衆議院選挙で所属議員を何人も落選させた」(参院側の派閥幹部)などと厳しい声も出ていました。
ただ、参議院側が、実際、どのような行動に出るのかはわからないまま私は取材に入りました。参議院側の動きが表面化したのは、翌25日(木)午前。安倍総理大臣への代表質問が行われていた参議院本会議場でした。
所属の参議院議員のメンバーに「第6控室に昼食を用意しております」という紙が配られたのです。
額賀派では、毎週木曜日、国会近くの派閥の事務所に衆参両院の所属議員が集まり、国会や党内に関する情報交換をしながら、昼食をとるのが定例となっています。
その定例の会合をボイコットし、参議院議員だけで、別の会合を開こうというのです。
この時点で、すでに、参議院側の幹部から周到な根回しが済んでいて、会合には、額賀派に所属する参議院議員21人全員が集まりました。会長である額賀氏の退任を求めて、吉田博美参議院幹事長を中心に一致結束して対応することを確認。
そして、額賀氏が、1月中に会長を退任する考えを表明しない場合には、派閥から離脱する考えを明らかにしたのです。
(リンク先に続きあり)
https://www3.nhk.or.jp/news/web_tokushu/still/web_tokushu_2018_0215_eyecatch.jpg