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2月7日の衆議院予算委員会で、共産党の宮本徹議員に「アナタ」呼ばわりされた小野寺五典防衛相が「私はアナタではなく小野寺と申します」と注意する場面がありました。

「私はアナタではなく小野寺と申します」

宮本議員はこの日、敵基地攻撃能力など防衛装備について小野寺防衛相と議論していましたが、手堅い答弁を繰り返した小野寺防衛相に苛立ったのか、それまで「大臣は・・・」と呼んでいた相手を「アナタ」という言い方で質問。

「私が聞いたのはですね、アナタが能力としては出来ると」「ここの委員会でアナタは、繰り返しいろんなね、」と発言し、「大嘘じゃないかってこと言ってんですよ」「何回聞いてもおんなじことしかおっしゃらないから」「巡航ミサイル使って敵基地攻撃することはぜっっったいにない。そういうことですね?」などと色をなして追及を試みます。

すると答弁に立った小野寺防衛相は「まず宮本委員にお知らせします。私はアナタではなく小野寺と申します」とやんわり注意。

宮本議員はその後も、イージス・アショアと長距離巡航ミサイルをロシアが脅威に感じるのではないか、と河野太郎外相に質しましたが、河野外相から「ロシアの意図についてお答えする立場にありません」と返されてしまう場面があるなど、小野寺防衛相と河野外相それぞれの発言後には笑い声も聞こえていました。

宮本議員は2017年4月10日の決算行政監視委員会の分科会で道徳教科書における国歌斉唱に関する記述について「在日コリアンなど歌いたくない人もいるわけですよ」などと指摘して疑問を呈し批判を浴びた際に注目を集めていました(関連記事)。

(略)