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福島原発の海水注入をめぐって当時の菅直人総理が専門家でもないのに余計な口出しをした一件はすでに有名になった。すでに裁判所でも認定された事実について菅直人がまだごねている。
菅直人「おい安倍!俺の悪口をメルマガに書いただろ!」

菅直人「メルマガで俺を批判し国民に謝罪しろと書いた」
安倍総理「菅氏から提訴されたが最高裁でも私は勝訴した。委員会で蒸し返すのは無意味では?判決判断では菅氏の間違った判断があったと評価されるのは止むを得ないとされた。」

国会で私怨を晴らそうとするもブーメランが刺さる菅直人#kokkai pic.twitter.com/91QFqY2ZyS

— DAPPI (@take_off_dress) 2018年2月6日

菅直人「安倍総理は自らのメルマガで、福島原発への海水注入を止めたのは当時の菅総理だと発信し、私に対して『国民に謝罪し直ちに辞任するように』と要求しました。総理にお尋ねします。このメルマガは総理自身が発信されたものですね?」

これに対し安倍総理は「私が発信したものです」と答えたうえで「すでに地裁、高裁、最高裁で判決が出て私が勝訴している」と説明。そのうえで「3年半に渡る法廷の議論をまたゼロから蒸し返すのは無意味」とバッサリと切り捨てた。ごねる菅直人の相手をするのは面倒そうだが、対応としては100点満点だろう。

だがそれでも話に収集がつきそうにないので、安倍総理は勝訴した理由について改めて判決文を元に丁寧に説明した。要するに話の流れはこうだ。

(1)東京電力が政府の許可を得て原発に海水注入を始める

(2)菅総理が厳しい口調で海水注入に反対

(3)東京電力が政府の許可を得られていないと判断し作業を中止せざるをえなくなった

(4)結果的に海水注入を止めるのは誤った判断だった

(5)安倍氏がメルマガに真実を書く

(6)最高裁は「菅総理が誤った判断で悪影響を及ぼした」と認定

このような経緯で反論の余地もないのに、菅直人はまだ安倍総理に執着し続け、さらには国会を私物化する。当時、ネット上では事態の真相が一目で分かる素晴らしい風刺コラ画像が作られた。

今や誰からも支持されなくなった菅直人。かつてここまで人気のない元総理大臣がいただろうか?

頭の中はすっからかん。見苦しいのでもう引退してほしい。