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希望の党の階猛幹事長代理が2月5日にブログを更新し、玉木雄一郎代表の慶弔費問題に触れないまま茂木経済再生担当相の線香問題を批判しています。

階幹事長代理は「フェアプレー精神の欠如−茂木大臣問題」というタイトルでブログを更新し、テニス選手の話から「選挙という戦いにおいてもフェアプレー精神が要求されます」と述べ、「有権者に金品を配って勝とうとすることは極めてアンフェアな行為」だと指摘。

茂木経済再生担当相の線香問題について「などと言い訳をし」「非常に問題です」と対応を疑問視すると共に「処罰を免れようとしている点でも非常に問題です」「これぞまさしくフェアプレー精神の欠如です」などと批判しています。

しかし、階幹事長代理は茂木経済再生担当相を厳しく非難する一方で玉木代表が「ブーメラン」と指摘されている慶弔費問題には触れていません。

「フェアプレー精神の欠如」「茂木大臣の自覚が乏しいようなら、審判である有権者が厳しい判断を下すことになるでしょう」と忠告する階幹事長代理ですが、「フェアプレー精神の欠如」を有権者によって厳しく判断されるのは茂木経済再生担当相だけなのでしょうか。

階幹事長代理は2017年4月21日の衆議院法務委員会で自民党議員のヤジに激昂し肩に「手をかけた」として強く問題視された件で知られていますが(関連記事)、言動が話題になったことがあるのはそれだけではありません。

2017年5月9日の衆議院本会議ではテロ等準備罪法案に関連して、当時の金田法相について「オウム返しの答弁が多い」「もうひとつのオウム事件を起こしている」と発言して自民党議員から厳しく指摘されていました(関連記事)。

またブログが話題になったこともあり、2017年11月に与野党の質問時間配分が議論となった際には「有権者の総数約1億人に対し、今回の総選挙で与党が得た比例票は約24%です」と投票に行かなかった有権者を母数に含めて与党2:野党8の割合を妥当だとする「謎理論」を展開していました(関連記事)。