日本維新の会は、5日の衆議院予算委員会で足立康史衆議院議員が「大阪の自民党というのは、やっていることは共産党以下だ」などと発言したことを受けて、足立氏の党の役職をとくなどの処分を役員会で決めました。

日本維新の会の足立康史衆議院議員は、5日の衆議院予算委員会で、「大阪の自民党というのは、やっていることは共産党以下だ」などと発言し、野党側は、委員会の品位を落としかねない発言だなどとして、懲罰動議の提出も検討しています。

これを受けて日本維新の会は、6日の役員会で足立氏の発言への対応を協議した結果、党として認めることはできないとして、足立氏の国会議員団幹事長代理などの党の役職をとくほか、当面、委員会などでの質問を禁止する処分を決めました。

役員会のあと、馬場幹事長は、記者会見で「ひぼう中傷に近いような発言が多々あった。過去にもそういった発言があり、本人も謝罪文を書いているが、繰り返された。党としては容認できないレベルに達したということだ」と述べました。

https://www3.nhk.or.jp/news/html/20180206/k10011317661000.html