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自民党の杉田水脈衆議院議員に対し国会議員を辞職するようTwitterで要求、「何れ報復措置として貴方の娘さんに被害が被るかも知れませんよ」などと語っていた人物が、改めて1週間以内に元従軍慰安婦に謝罪するよう求めています。

これは杉田議員が2月4日の朝、この人物の発言が110番通報され警察が安否確認に訪れた、と報告したことから注目を集めていました。

杉田「朝一番、警察の方が来られました。この件で昨夜遅く110番通報があったそうで、まずは私と娘の安否確認。ツィッターに通報しても「問題なし」との回答だったので、警察が動いてくださることに感謝。先日の写真の件は「事件にならないと動けない」との事でしたが、今回はきちんと対応いただけるようです」

杉田議員が「この件」と語る問題の人物による2月3日朝のツイートには、「何れ報復措置として貴方の娘さんに被害が被るかも知れませんよ」と書かれ、議員辞職するよう記述されていました。

問題の人物「杉田水脈さん。明日にでも国会議員をやめて頂けないでしょうか?平和と平等を重んじる多くの市民がそれを望んでいます。貴方の存在が隣国と仲良くしたいと思っている市民にとっては迷惑なのです。今のままヘイト議員を続けていくと、何れ報復措置として貴方の娘さんに被害が被るかも知れませんよ。」

問題の人物「私は無論そのような行為には反対なのですが、ヘイトをまき散らす行為をしている以上、そのような危ない橋を渡っていると言う事を理解して下さい。憎しみは理性では押さえつけられないのです。そうなる前に国会議員を辞める事をお勧めします。この警告は予言として言っておきます。」

杉田議員がツイートしたことによって広く知られることとなった問題の人物に対しては多数の批判が寄せられていますが、この人物の杉田議員への非難はそれでも収まらず、その後も「レイシスト杉田水脈」「歴史修正主義者を国会議員として認める訳にはいかない」「今まで元従軍慰安婦の方々を散々貶めて、セカンドレイプをして事に対して、真摯に反省をして謝罪をして下さい」「それをしないで開き直るのなら、やはり国会議員を辞職して下さい」などと要求を継続。

一方で自民党の山田宏参議院議員が「これは明らかに脅迫、アウトだ」と指摘すると「日本の国会議員であるのなら、政府見解に従い、杉田議員も従軍慰安婦の方々に対して、反省の姿勢が示さないのならば、議員辞職してほしいと言ったまでの事です」と反論するなど主張を撤回する様子は見せていません。

そうした中、2月4日の午後になるとこの人物は杉田議員に対し1週間以内にツイッターかブログで元従軍慰安婦に対し謝罪しろ、と新たな要求を突きつけています。

問題の人物「杉田水脈は政府見解に従って元従軍慰安婦の方々に今までの誹謗中傷を訂正して謝罪をするのか、それとも政府見解を無視して、結果的に国会議員を辞職するかのどちらを選ぶしかない。杉田水脈に少しでも良心があるのなら、直ちに元従軍慰安婦の方々に謝罪する声明を、ツイッターかブログに記載しろ。」

問題の人物「杉田水脈に国会議員である以上は、政府見解に従ってもらい、元従軍慰安婦の方々に対する謝罪を要求した。一週間以内でツイッターかブログで記載してもらう。期限は2月11日の24時までとした。」

この人物が杉田議員にTwitter上で話しかけていたのは以前からだったようです。Twitterプロフィールは「2017年6月に登録」となっていますが、同月には保守系の報道に否定的な見方を示すコメントを送付しており、それ以降も断続的に批判的な発言を続けていました。

ネット上では1月に、西原理恵子氏への侮辱的な発言に高須克弥氏が憤慨、大きな話題となったばかりであるだけに(関連記事)、杉田議員によると既に警察が動いているという今回の人物による発言がどのような展開となるのか関心を集めていますが、共に慰安婦に関連した騒動という点が注目されます。


参考
遠藤太郎「杉田水脈さん、今のままヘイト議員を続けていくと、何れ報復措置として貴方の娘さんに被害が被るかも…」 →通報される
http://fate.2ch.net/test/read.cgi/seijinewsplus/1517708643/