2月2日 6時29分 TBS News
http://news.tbs.co.jp/newseye/tbs_newseye3280554.html

ロシア政府は、北方領土の択捉島にある飛行場をロシア空軍が使用することを許可する政令を発表しました。

 この声明は、ロシアのメドベージェフ首相が署名し政府系の公式ウェブサイトに掲載されたもので、北方領土、択捉島の飛行場をロシア空軍が使用することを許可するものです。ロシアは、北方領土での実効支配を示す形で、2016年11月には国後島と択捉島には地対艦ミサイルを配備したほか、去年は北方領土で軍事演習も行っています。

 現在、日本は解決の糸口を探るべく共同経済活動などの交渉を進めていますが、ロシアの軍事力の増大は領土問題解決への道のりを険しいものとしています。