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河野太郎外相が中国の女性報道官とのツーショット写真をTwitterに投稿していたことに対し「馬鹿ではないのか」と批判していた民進党の小西洋之議員が2月1日、この問題を国会で追及する可能性に言及しています。

小西「河野大臣にリツィート頂き光栄。私が指摘した「格」は外交の交渉相手か否かだ。報道官は交渉役の決定を喋るだけの役割。大臣は一国の外交交渉の最高責任者。この外交上の「格」の違いが考えられない大臣は「国益」が分からない無能だ。大臣の無邪気で愚かな行為を外交防衛委員会で厳しく追及したい。」

小西議員は河野外相と中国の女性報道官のツーショット写真に対し1月31日、相手を「中国政府の報道官に過ぎない」「外交交渉の相手ですらない格下の人物だ」と指摘、ツーショット写真を「中国への『朝貢だ』」と述べ「河野大臣は馬鹿ではないのか」と非難していました(関連記事)。

この発言に対しては多くの人から疑問や批判の声が出ていましたが河野大臣も「写真撮る時に相手の「格」を考えて撮っている人もいるんだ。疲れそう。」と反応していたことから、小西議員の今回の言及はこれを受けて改めて論戦を挑む可能性を示したものと受け止められています。

しかし反応は芳しくなく「そんな下らないことを国会で追及するな」「ズレてると思いますよ」など国会で争うべき論点とは思えないとの意見が多く見られています。

但し、小西議員が国会で取り上げるかどうかはまだ不透明と言えそうです。というのも同議員は2017年4月に「共謀罪が成立すると本気で国外亡命を考えなければならなくなると覚悟している」とまで語っていたにも関わらず現在までに国内亡命には及んでいないことから、今回「厳しく追及したい」と語ってはいるものの、国会での質疑を断定的に予告したとまでは言えないためです。