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原口一博衆議院議員が1月19日、融和の動きを見せる韓国と北朝鮮について「支援する方向に動くべきではないか」として日本政府の姿勢を疑問視しています。

原口議員は1月19日、河野外相が北朝鮮との国交断絶を各国に呼びかけた、と伝える記事に言及する形でこのように発言しています。

原口「北朝鮮と韓国の融和の動きを支援する方向に動くべきではないか。外相が国交断絶を呼びかけることが何を意味するか認識しているのか?確かに北朝鮮は合意を何度も裏切った。しかし平和への良き道には制裁ではなく支援で対応しなければ対話と圧力の意味がない。拉致問題解決が遠のく事を懸念する。」

カナダでの外相会合で河野外相は北朝鮮への圧力強化を訴えた、と報じられており、NHKによると河野外相はこのように述べたとされています。

河野(NHK)「今は、外交関係の断絶や北朝鮮労働者の送還など各国独自の制裁措置を強化しながら、国連安保理決議を完全かつ厳格に履行するという決意を新たにするときであり、こうした措置を通じてのみ、北朝鮮の政策を変えられる」

北朝鮮は平昌五輪参加を通じた融和ムードの演出を通じて日米韓の連携に揺さぶりをかける狙いがあるのではないか、と指摘されていることから、北朝鮮と韓国の融和を支援すべきかどうかという点については意見が分かれそうですが、北朝鮮について「確かに合意を何度も裏切った」としながらも「平和への良き道には制裁ではなく支援で対応しなければ」と主張している点に対しては、支持者からの賛同がある一方で「譲歩すれば向こうの思う壺」「その考えが核保有をもたらしてしまったのではないか」などの異論も見られているようです。

原口議員は1月5日に希望・長島昭久政調会長との会話の中で「ウヨがわきます」と発言し話題になったばかりでした(関連記事)。