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1月5日に放送されたBSフジ「プライムニュース」で、自民党の萩生田光一幹事長代行が野党による森友・加計学園問題追及に関し「マスコミの後追い」と批判、野党にも証明責任があるとの見解を示す場面がありました。

この日は「新春7夜連続企画 総力展望2018」シリーズとして「憲法改正&野党連携『政局2018』」というテーマで立憲民主党の長妻昭代表代行や希望の党の大島敦代表代行と議論していた萩生田幹事長代行でしたが、問題の場面は次期通常国会において立憲・希望がモリカケ問題を通じて引き続き安倍政権を追及していく姿勢であると明らかにした際に訪れていました。

反町キャスターがこうした野党に対し与党はどのように対応していくのか、と尋ねたところ萩生田幹事長代行は「それは野党の皆さんの価値観ですから我々がいい悪いを言うのは僭越」と前置きした上で、昨年の国会における野党の追及への不満を隠そうとしません。

「マスコミ後追いの国会質疑みたいなものは中身が無いと国民が見抜いてしまった」と指摘、「自分達できちんと調べて自分達で何らかの証拠を突きつけた上で追及するのなら構わない」と新聞や週刊誌の報道を元に政権批判を展開してきた野党を批判、その上でこう述べていました。

萩生田「私、証人喚問の要求まで受けてるわけですから、(中略)だけど宙ぶらりんのままですよね。ですからそこはやっぱり証人喚問とまでおっしゃるんだったら何を以て証人喚問の要求をしたのかっていうのは野党側に証明責任があるんじゃないかと私は思いますけどね。(以下略)」

これに対し長妻代表代行は「心外だ」「我々の中には命を削って徹底的に政府を追及しようと、議会の国政監視機能を果たそうということで」などと述べ、新聞や週刊誌を使った後追い追及ばかりではない、と反論していました。

長妻「今の一点心外なのは、新聞後追い追及ばっかりしてるみたいな、我々本当にですね、議員によっては命を削って徹底的に政府を追及しようと、議会の国政監視機能を果たそうということで、例えば我が党の川内議員はですね、相当な時間をかけて政府に申し上げ調査を要請して例外例外っていうですね、唯一いろんなケースにおいてですね、森友学園の購入がですね、例外が何連発もされたと、あれは独自に調査をしているわけですし(以下略)」