2017年12月26日 14時16分 読売

第2次世界大戦の戦没者遺骨を収集する事業で不適切な会計処理があったとして、厚生労働省は26日、職員40人を停職や減給、戒告の懲戒処分とした。

このほか、16人を訓告処分、担当幹部9人を文書で厳重注意とした。
 懲戒処分となった職員は、
 
 ■停職1か月が2人、
 ■減給2か月(10分の1)が1人、
 ■減給1か月(同)が17人、
 ■戒告が20人。

 会計検査院は、同省の職員60人が2011〜16年度、会計法令に違反して、海外で支払うべき前払い金計約4億5000万円を、国内で旅行会社などに支払っていたなどと指摘。約30人は旅行会社に計約880万円を水増しした領収証を作成させていた。