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元特捜部検事の若狭勝が加計学園問題についてとんでもない主張をしている。検事として仕事をしていたにもかかわらず、証拠に基づかないただの勘で話を進めてしまう。
若狭勝「安倍総理は99%不正をやった!」

【証拠はないが感覚で(元特捜部の検事)】
若狭勝「(加計問題)私は安倍総理は99%不正な事をやったと確信してる。開業時期を1年前倒しにした事はアンダーで安倍総理と加計氏2人で決めてる可能性が高い」
足立康史「言いがかりも甚だしい」
若「特捜部の検事としての感覚。証拠がないのは確か」 pic.twitter.com/FIlXIZlqHn

— ブルー (@blue_kbx) 2017年12月19日

若狭勝「私は特捜部の検事をやっていたので、やはり加計学園問題は安倍総理が99%不正なことをやっていたと確信しているんです。ですから国会においてもきちんと説明できない。問題があることをやっておきながら、きちんと説明もしないで逃げまくっている。加計学園の開設は当初は再来年の4月だったのに1年前倒しにした。これで加計学園の資金繰りが非常によくなるんですよ。入学金、授業料、補助金も入ってくる。1年前倒しは正式な会議で決まったのではなく、アンダーで決まっている。アンダーで誰が決めているかというと、安倍総理と加計孝太郎さん2人で決めている可能性が高いんですよ」

千原ジュニア「ほう!」

若狭勝「しかも1年前倒しでライバルの京都産業大学がドロップしたんですよ。資金繰りとライバルを蹴落とすために2人で決めた可能性がある。ここが一番の問題なんです」

足立康史「今おっしゃったことは言いがかりも甚だしいというか…」

若狭勝「いやそんなことない。私は特捜部の検事としての感覚なんです。ただ証拠がないのは確かなので、状況証拠でもいいですけど、それをうまく浮き彫りにしていけばけっこううまくいい攻めどころになると思います」

若狭勝の話はかなり無理がある。
ここで証拠もないただの推論が間違っていた例として玉木雄一郎の6月の投稿を紹介しておきたい。

▼「京都産業大学が選考で落とされた」と語っているが、これは事実無根。正しくは、京都産業大学は途中で立候補を諦めて応募すらしていなかった。

▼「条件が追加されたことで京都産業大学が事実上、外された」と書いているが、京都産業大学いわく「別に外されていないし、外されたとも思わなかった」。

これらの新事実は京都産業大学の記者会見で明らかになったこと。京都産業大学は獣医学部新設を目指すにあたり教授陣を確保しようとしたが、思うようにいかず、結局、立候補しなかった。加計学園が選ばれたことについては「異論はない」と語っており、驚いたことに加計学園問題には被害者が存在しないという驚愕の事態が判明した。

参考:京都産業大学が加計学園問題の真相を暴露「うちは人材確保が間に合わなくて断念しただけ」

参考:京都産業大学の会見で確定した玉木雄一郎2つの間違い
また、若狭勝については検察時代に同期だった郷原信郎が凄まじい告発をしている。

若狭「特捜で自民党政治の奥深い所を25年見てきた」???検事同期として、現職時代の彼を知っているが、「自民党政治の奥深いところ」など何も見ていない。特捜の看板の下で、マスコミが報じた疑惑や「妄想」に基づいて、後輩部下に無茶な取調べで「ストーリー通りの調書」をとらせようとしていただけ

— 郷原信郎 (@nobuogohara) October 1, 2017

若狭勝は事前に書いたストーリーにあわせて証言を捻じ曲げる手法で仕事の成果を不正にあげていった。元同期からこのような告発をされるということは相当無茶なことをやっていたのだろう。

そして若狭勝は反省することなく同じ手法でまた冤罪を生み出そうとしている。きちんと証拠に基づいてやればいいだけなのに、なぜそんな簡単なことができないのか。

「99%不正をやった」と表現して1%だけ逃げ道をつくっているのも卑怯。若狭勝は信用できない。