伊方運転差し止め 菅官房長官、安全審査合格を強調
毎日新聞 2017年12月13日 19時00分(最終更新 12月13日 19時11分)
https://mainichi.jp/articles/20171214/k00/00m/010/053000c

 四国電力伊方原発3号機(愛媛県伊方町)の運転を差し止める決定を出したことを受け、菅義偉官房長官は13日の記者会見で、広島高裁の決定について
「原子力規制委員会が専門的な見地から十分に時間をかけ、世界最高水準の新規制基準に適合すると判断した。
その判断を尊重する方針に変わりはない」と述べた。
伊方原発3号機が2015年7月に原子力規制委の安全審査に合格したことを強調し、原発再稼働を推進する安倍政権の方針に変わりはないとの姿勢を示したものだ。
菅氏は「国は(訴訟の)当事者ではなく、コメントは差し控えたい」と決定への直接の評価は避けつつ、四国電力の対応を注視するとした。
【高橋克哉】