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民進党の徳永エリ参議院議員が、解党を取り沙汰すマスコミに対し「そんなに民進党を潰したいのか」と不快感を露わにしています。

これは12月8日に更新したFacebookの中で「メディアはそんなに民進党を潰したいのか」と語っているというもの。この日開かれていた民進党の両院議員総会と懇談会を北海道に戻る都合上途中退席したという徳永議員でしたが、党本部を出たところで新聞記者から声をかけられたそうです。

記者「早く解党しろという声が多いんですか?」

徳永議員は「そんな話などしていない」と否定、話し合いの中身は党の再生に向けての意見交換だったと説明していますが「ごく一部の人たちの発言を真に受けて、メディアはそんなに民進党を潰したいのか…」と不満を隠そうとしていません。

しかし、12月6日に増子輝彦幹事長は会見で「100%とは言いませんがかなりの高い比率で、民進党の名前のままでは戦えない。民進党で戦うイメージは持てないという声が圧倒的」と述べていた他、解党を選択肢の一つとして念頭に置いた質問に対し「否定も肯定も今の時点ではすべきではないと思っている」と答えていたことから(関連記事参照)、取材する側からすれば解党の可能性に言及した問いを発するのは当然と言えます。

こうした状況において「解党」に言及した質問を投げかけた記者に対し「メディアはそんなに民進党を潰したいのか」という感想を抱く徳永議員の現状認識には呆れる他ありませんが、それだけではなく、Facebookで徳永議員はこう続けています。

徳永「これから先、何が起きるのか分からないが、私は信頼できる仲間と別れたくないし」

徳永議員は11月25日にも立憲民主党にすぐに入党しない理由として「民進党・新緑風会の仲間と別れたくないから」と綴っていましたが(関連記事参照)、安倍政権をお友達内閣として批判し、加計学園問題の疑惑を安倍首相の個人的な関係に求めている民進党の議員でありながら政党選択の理由を「仲間と別れたくないから」と語る徳永議員が、民進党が解党するとすればそれはメディアが潰そうとしたからではなく有権者から存在意義を否定されたからだという真実に気づく日は来るのでしょうか。