11月15日 15時20分 NHK
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20171115/k10011224381000.html

札幌弁護士会に所属する37歳の男の弁護士が今月、札幌市内で乗ったタクシーの車内で暴れ、防犯用のアクリル板を蹴って壊したなどとして、暴行と器物損壊の疑いで書類送検されました。弁護士は目的地までの移動経路をめぐって腹を立てたということで、弁護士会では、調査を行ったうえで厳正に対処するとしています。
書類送検されたのは、札幌弁護士会に所属する杉山央弁護士(37)です。

警察などによりますと、杉山弁護士は、今月6日の深夜、札幌市中心部の繁華街ススキノから客としてタクシーに乗車しましたが、その後、走行中の車内で暴れだし、運転席と後部座席を仕切る防犯用のアクリル板を蹴って壊すなどしたとして、暴行と器物損壊の疑いが持たれています。

タクシーのドライブレコーダーには、目的地までの移動経路をめぐって激高した杉山弁護士が運転手をどなりつける様子のほか、運転席のシートやアクリル板を蹴る様子が写っていました。

タクシー会社から被害届の提出を受けて警察が捜査を進めた結果、15日までに書類送検しました。

これについて札幌弁護士会の大川哲也会長は、「必要な調査を行って厳正に対処する」とコメントしています。