「自民党こそが改革的」 20代の保守・リベラル観はこんなに変わってきている

若者は本当に「保守化」しているのか。若者の自民党支持率は高く、今回の衆院選でも、
18〜19歳の47%、20代の49%(ANN調べ)が比例で自民党に投票したという出口調査
結果も出ており、こうした結果から若者が「保守化」しているとも言われる。

一方、実際に若者の声を聞くと従来のイデオロギー観とは全く違った政党観が見えてくる。

読売新聞社と早稲田大学現代政治経済研究所が2017年7月3日〜8月7日に共同で行った

調査結果によると、40代以下は自民党と日本維新の会を「リベラル」な政党だと
捉えており、共産党や公明党を「保守的」な政党だと捉えているという。

対して、50代以上は、従来のように、自民党や日本維新の会を「保守」と捉え、
共産党を「リベラル」だと捉えるなど、大きな「断層」が生じている。
特に、若い世代ほど自民党を「リベラル」だと感じる傾向が強く、18〜29歳が
唯一民進党よりも自民党の方を「リベラル」だと見ている。