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【伊藤博敏】レイプ被害、伊藤詩織さん 逮捕の見送りは、官邸の捜査現場への圧力だったのか
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2017/10/31(火) 07:29:59.33ID:CAP_USER9
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20171030-00010001-socra-soci

民事で山口氏の責任問う

 TBSテレビの元米ワシントン支局長からレイプ被害を受けたと訴え、その顛末を『ブラックボックス』(文藝春秋)にまとめたフリージャーナリストの伊藤詩織さんが、10月24日午後、外国特派員協会で記者会見を開いた。

 詩織さんは、警視庁捜査員から「事件はブラックボックスのなかで起きた」と、立件の難しさを伝えられたという。だが、被害者として捜査に関わるうちに「検察にも警察にもブラックボックスがある」と感じたことが、書名につながった。

 レイプ被害者が、「顔出し告発」するのは前代未聞といっていい。好奇の目にさらされ、つらい質問を投げかけられ、その後の人生にプラスとなることは少ない。だから加害者は、代理人の弁護士を通じて被害者の心の揺らぎに付け込んで示談を持ちかけ、最終的には金銭で解決することが多い。

 今回、加害者として訴えられた山口敬之氏は、警視庁捜査の最中、弁護士を通じて詩織さんに示談を持ちかけたという。だが、詩織さんは応じず苦難の道を選んだ。

「誰にもこのことを知られたくなかった。思い出したくもなかった。口に出したくもなかった」

 こうした“本音”も語る詩織さんだが、それでも前に出て、すべてを語り、本書を世に問うことにしたのは、「性暴力に関する社会的、法的システムを、同時に変えなければいけない」という強い思いからである。

 レイプ事件の検証記事が少ないのは、金銭決着することが多く、その条件が「和解内容を口外しないこと」であるからだ。

 レイプ捜査はどう行われるのか、示談はどう持ちかけられるのか、示談を拒否、捜査が進展しても起訴まで持っていくのが難しいのはなぜか――。

 詩織さんが、最後まで戦ったことにより、そうした性犯罪の事件過程が浮き彫りになった。これは画期的なことである。

 2015年4月3日に事件が発生し、4月30日に警視庁高輪署が告訴状を受理。そこから捜査着手して逮捕状請求にまで行き着いたものの、6月8日の逮捕直前、「上からの指示」によって延期され、書類送検のうえ16年7月22日、不起訴処分となって終了した。

 この間、詩織さんは「顔を思い出したくもない、口を聞きたくもない」という山口氏と、メールを重ねて、謝罪の言葉を引き出し、山口氏のレイプの意志を確認しようとする。

 同時に、「よくある話だし、事件にするのは難しい」「今まで努力してきた君の人生が水の泡になる」といった否定的な捜査員を、リードする形で捜査を進めさせる一方、ジャーナリストとしての冷静な目で、捜査の進展を見守り、観察している。

 これだけでも一級のノンフィクションだが、加えて「安倍首相に最も近いジャーナリスト」という立場の山口氏を加害者とする捜査となったことで、事件は複雑化する。

 逮捕の見送りは、官邸の捜査現場への圧力だったのか――。

 条件は揃っていた。政治的な「安倍1強」は、14年にスタートした内閣人事局によって霞ヶ関の官僚人事を官邸が握ったことで、安倍官邸はより強固となった。森友学園も加計学園も、疑惑の根源は「安倍首相の指示」ではなく官僚の忖度であり、『総理』という安倍首相の軌跡を描いた本を出版したばかりの山口氏に対しても、同じ忖度が働いてもおかしくはない。

「逮捕見送り」を指示したのは、菅義偉官房長官の秘書官を長く務めた中村格警視庁刑事部長(当時)であり、詩織さんの告発を最初に掲載した『週刊新潮』によって、「私が指示した」と、中村氏が認めたことによって、事件潰しの色合いが濃くなった。

 また、レイプ疑惑を最初に報じたのは『週刊新潮』だが、同誌は、編集部宛に山口氏から間違って送られてきた「北村さま」宛てのメールによって、北村滋・内閣情報管の関与を疑っている。そうした「政界ルートについては国会で取り上げるべきか」という外国人記者の質問に対し、詩織さんは「国会のなかでも議論してもらいたい」と、答えた。

 逮捕見送り後、事件は所轄の高輪署から警視庁捜査一課に移送され、捜査員も検事も担当を外れる。以降の捜査は、明らかに終結に向けてのものだった。

(略)
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