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 立憲民主党の枝野幸男代表(53)が24日に放送された日テレ系「スッキリ」(月〜金曜・前8時)に約40分間生出演し、自らの政治理念などについて語った。

 番組では、枝野代表の座右の銘を飛鳥時代に聖徳太子が制定したとされる十七条憲法冒頭「以和為貴(和を以て貴しとなす)」と紹介。枝野代表は「日本の一番古い政治方針です。私は和を以て貴しとなす以来、日本の歴史と伝統は『リベラル』だと思っています」と説明した。

 枝野代表は「そもそも保守系とリベラル系を対立させる概念で置くこと自体が間違っている」と指摘。自身が「保守である」と定義した上で「少なくとも私もリベラルではあるとも思っているんですよ、自分のこと。多様性を認めて寛容で社会的な助け合いを大事にする。30年前なら自民党宏池会ですよ。大平正芳さんを保守系でないといいますか? という話なので」と解説した。

 「保守と言われている話の中では、米国ではリベラルな考え方もあるし、右翼的な考え方もある」とした上で「保守の中での考え方の違いだと私は思う」と位置づけた。

 そして「共産党さんや社民党さんがリベラルと言われると、本来のリベラルの定義とは違うんじゃないか」と話し、自民党などを「保守」、共産党や社民党を「リベラル」と位置づけることに疑問を呈していた。