(2017/10/21-21:18)
https://www.jiji.com/jc/article?k=2017102100570&;g=pol

安倍晋三首相は21日夜、衆院選最後となる街頭演説をJR秋葉原駅前で行った。これまで抑え気味だった希望の党と立憲民主党への批判もヒートアップ。「名前を変えたからといって、(民主党政権の)あの3年3カ月は変わらない。国民をだますことはできない」と声を張り上げた。
 秋葉原は首相にとって因縁の地。7月の東京都議選で、聴衆からの「辞めろ」コールに対して「こんな人たちに負けるわけにいかない」と反応し、批判を浴びた。
 首相はこの日午後7時半ごろ、BGMが流れる中、麻生太郎副総理兼財務相とともに登壇。7月と比べて「応援団」の数がやや目立ち、首相が希望、立憲両党の中核メンバーについて「みんな(かつては)民主党じゃありませんか」と訴えると、「そうだー」と大声で応じていた。
 終盤に「安倍辞めろ」コールで首相の声が聞き取りにくい場面もあった。終了後、聴衆の一部で小競り合いがあり、周辺はしばらく騒然とした。(2017/10/21-21:18)