日本維新の会の代表を務める大阪府の松井知事は、民進党内で新党の結成を模索する動きが出ていることに関連して「衆議院選挙は、今の与党、共産党を中心に民進党の一部も含めた何でも反対の人たち、それに日本維新の会と希望の党の、3つの勢力から選んでもらう選挙になる」と述べました。

衆議院選挙に向けて、希望の党が進める民進党出身者の公認調整をめぐり、民進党内では、小池知事が安全保障政策や憲法観で一致しなければ公認しない考えを示していることから、枝野代表代行らを中心に新党の結成を模索する動きが出ています。

これに関連して、日本維新の会の代表を務める大阪府の松井知事は大阪府庁で記者団に対し「今度の衆議院選挙は、今の与党の体制、共産党を中心に民進党の一部も含めた何でも反対の人たち、それに、今の政権に対してまともな議論ができる野党を作ろうという日本維新の会と希望の党。3つの勢力から選んでもらう選挙になる」と述べました。

一方、松井知事は、日本維新の会の支持基盤の強化について「2回連続で小選挙区で落選した人は支部長として選挙区をまとめることは無理だ。活動が足りないからそういう結果になる」と述べ、今後2回連続で小選挙区で落選した候補者は差し替えを検討する考えを示しました。

配信10月2日 14時37分
NHK NEWS WEB
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