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希望の党との合流を「悪魔との握手」と表現していた民進党の有田芳生参議院議員が、わずか1日で今度は「安倍政権打倒が共通課題で全党一致した」などと語り、呆れたという受け止めが広がっているようです。

有田議員は9月27日の夕方、Twitterでこう語っていました。

有田「民進党と希望の党が合流する構想が強まっているという。「いう」と書くのは、いわゆる「ボス交」(ボスの交渉)でことが進んでいるから、全く知ることができないからだ。リベラル派を選別、置き去りにしての合流だとの解説もある。安保法、共謀罪などに賛成した議員との合体は「悪魔」との握手だ。」

その日の夜にも「安倍政権打倒は必要だが、党内民主主義はいずこへ?」と疑問を呈していましたが、9月28日に民進党両院議員総会で「今回の総選挙に候補者を擁立せず、『希望の党』を全力で支援する」と決まると、有田議員は「『合流ではない』とする位置付けも重要だと理解しました」と述べた上で、今回の決定を前向きに捉えているようです。

有田「民進党(衆議院)と希望の党との統一問題。安倍政権打倒が当面の共通した課題であることは全党で一致した。しかも参議院民進党はそのまま残っている。憲法改悪・安保法制・共謀罪反対、格差是正などの立場は、これから何も変わらない。いま必要なのは現代版「国共合作」だ。」

民進党の動きに対しては共産党の志位和夫委員長も「野党第一党がここまでプライドを投げ棄てていいのか」と疑問を呈しています。

志位「民進党は希望の党と「合流」するというが、小池氏は「合流」ではない「一人ひとり選別する」という。これは対等な2つの党の合流では決してない。希望の党による民進党の「併合」というのが事の真相だ。野党第一党がここまでプライドを投げ棄てていいのか。プライドをここまで貶めることが許されるか。」

民進党リベラル派議員が希望の党へ向かうかどうかはまだ未知数であることから今後の焦点のひとつとなりますが、安倍政権打倒という点から「悪魔との握手」を容認した形の有田議員に対しては冷ややかなコメントが相次いでいます。

「ヨシフ先生、悪魔と握手しちゃったの?」
「ただひたすら安倍政権を倒せればいいんだな。哀れ」
「すんごい割り切り方するよな。それでいいの?」
「これで当選した民進党議員はどういう政治活動するんだろう」
「無理してねーでさっさと左翼政党作ってそっちいけよ」
「お前ら小池には選別するって言われてるけど。惨めだねぇ」
「民進党の議員にはプライドや恥って概念がないのかな」
「国共合作って共産党はお前らにキレてるじゃねーかよ」
「情けないアホらしやの鐘が鳴りますね」
「悪魔と握手とか言ってたのは誰だっけ〜?コントかよ」
「後付の理由をこねるのは上手だよね!そうやって納得してきたの?」
「なぁ、そういうこと言ってて虚しくなったりしないのか?」