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民進党の前原誠司代表が9月9日未明、山尾志桜里議員を擁護するかのような内容を含んだツイートを連投した上に離党届の受理に理解を求めて批判を浴びており、「呆れ」「諦め」といった反応も多いようです(画像はTwitterより)。

前原代表は「新聞やテレビでは私の言葉の一部しか伝わらないと思うので」として6回に分け山尾志桜里議員の問題についての民進党の対応に理解を求めていますが、共感は得られていないようです。

山尾議員が政治の世界を目指した心情に触れ「私は山尾さんの尊い志を知っています」「山尾さんと一緒に歩みたいと思っていました」などと山尾議員を持ち上げるかのような内容から始まっていた上に、週刊誌報道が事実と異なると主張しているにも関わらず離党届を提出するという釈然としない言動を受け入れ、「山尾さんの心情を理解し重い決断を尊重しました」などと語る姿勢に「リーダーとしてあるまじき態度だ」という厳しい声が相次いでいるためです。

報道が事実ではない、とする山尾議員の言葉を信じるのであれば民進党として山尾議員を守り週刊誌と戦うべきではないのか、自分達に降りかかる火の粉さえ払えれば良いとばかりに体よく厄介払いをし保身を図っているようにしか見えない、という指摘。

一方、週刊誌の報道を事実と考えているのであればこれまで安倍政権に対し行ってきたように山尾議員を厳しく追及し真相を明らかにした上で離党届の受理ではなく除名、辞職勧告と言った厳罰を下すべきではないのか、という意見。

前者の観点からは「山尾議員一人守ることが出来ない代表に国民を守ることが出来るのか」、そして後者の観点からは「自分達に都合よくダブルスタンダードを使い分ける身勝手な民進党の体質はやはり変わっていないのか」という疑問がそれぞれ出ており、前原代表への批判につながっています。

前原代表の一連の発言は部下を守ることも糾弾することも出来ないリーダーシップの欠落を露呈した、どっちつかずの弱い代表の元で解党的危機を脱することなど出来るはずがない、という深刻な呆れ・諦めムードを生んでさえいるようです。

中には前原代表が「ALL for ALL」をスローガンに掲げていることから「ALL for ALLのAllが毎日減ってるんだよ」と早くも失速の兆しを見せてきた民進党新体制を憂う声も聞かれるなど、6通にも渡って展開されたツイートは寧ろ逆効果だったようです。

「結局山尾を守りたいのか切り捨てたいのかわからん」
「これで有権者が納得するとでも思ってんのか」
「あなたは上司として部下の言葉に納得出来ているの?」
「自分では何も決めてないよねこの人」
「ズレてる。何も変わってない」
「単にトカゲの尻尾を切っただけじゃん」
「山尾一人守れない代表に国民守れるのか?」
「説明責任から目を背けた結果がこのザマだよ」
「なんだか自分だけいい子に見られたいみたいな」
「ALL for ALLのALLが毎日減ってるじゃねーか」
「不信感が高まるばかりなんですけど・・・」
「甘い代表ってイメージが定着してますよ」
「報道は事実ではないが離党するって納得出来ないんですよ」
「カッコイイこと言ってるけど無実だって議員守らないんだよね」
「愚直じゃなくて愚かなだけだろ」
「何を言いたいのか全くわからんよ」
「会社都合を自己都合にして退社させただけじゃん」