1987年に中曽根総理の後継者としての椅子を狙っていた竹下登に対して
日本皇民党という右翼団体が「日本一金儲けのうまい竹下さんを総理にし
ましょう」と、俗に誉め殺しという手法で竹下登の不法な金銭問題を匂わせ
るような街宣活動を行った。
竹下はこの活動に震え上がって盟友である金丸を通じて他の暴力団に相談し
て日本皇民党の活動を抑えるように要請した。これは紛れも無い事実である。
問題は、卑しくも次期総理大臣の椅子を狙っている人間がこの程度の嫌がら
せを阻止するために何故暴力団の手を借りようとまで必死になったのかとい
うことだ。政治家の仲間や竹下の後援者は、竹下の人当たりのよさを褒めち
ぎるが裏では間違いなく国民に知られたら政治生命が吹っ飛ぶようないかが
わしい行動があったことは間違いないであろう。
竹下は中国と関係の深い田中角栄の子分で、自身は韓国や北朝鮮と深いつな
がりを持っていたと言われる。