東京都の小池百合子知事が14日午後2時から都庁で定例会見を行った。

小池:来週、再来週か、でございますけれども、飯田橋に開設をいたします。この点についてのお知らせであります。このセンターでありますけれども、4月の国家戦略特区の区域会議で私のほうから行いました提案でございまして、それが実現することになりました。特区事業と位置付けるということで、国と連携してテレワーク導入に関するさまざまなサービスをワンストップで提供するということが可能になります。そしてこのセンターにおきましてはIT、業務改善など、いろいろお悩みの企業の方々などに対しまして、専門知識を持ったコンシェルジュがその場で対応して、必要な支援をご案内するということでございます。

 館内では多種多様な機器、そしてソフトを展示いたしました体験コーナーであるとか、それからテレワーク導入のさまざまな取り組みの事例ですね。あるいは行政機関などの情報を紹介するコーナーも設置をいたします。またセミナー、体験会などのイベントを通じまして、テレワークを肌で体得していただこうという、そのような仕組みにいたしております。さらに具体的にこのテレワークを進めたいと検討している企業に対しては国の窓口において相談、そしてコンサルタントを派遣する、その助成金の受け付けを行うこととなっております。で、開所式、24日ですけれども、私も出席をいたします。国からは担当の副大臣、大臣政務官にご出席いただく予定としております。

 今後このセンターをテレワーク推進の拠点として、特区を活用した新規サービスの実施を検討するなど、よりいっそうの普及に取り組んでまいりたいと考えております。で、テレワーク・デイであります。テレワーク・デイといたしましたのが7月24日。これはすなわち2020年の東京オリンピックの開会式に当たりますので、ちょうど3年前ということになります。この都庁におきましてもテレワークに隗より始めよで、積極的に取り組むことといたしておりまして、併設しております東京都のTOKYOライフ・ワーク・バランス推進窓口とも相互的に連携させながら東京の働き方改革を力強く引っ張っていきたいと考えています。

 テレワークの定着を2020年大会のソフトなレガシーにしたいと考えています。何度も申し上げていますように、ロンドン大会がこのテレワークの推進に非常に成功した事例というふうに聞いております。ぜひ先ほどの時差Bizもテレワークも働き方改革ということであり、ぜひこれを機会に真にこの東京という大都会で働く皆さんが働き方を改革するということは、すなわち日本の働き方も変えていくということを意味すると思います。


ラジオ体操プロジェクト実施について

 そして次にラジオ体操。この間、ちょっぴりお見せいたしました、〓体操の 00:03:39〓プロジェクトでございますけれども、こちらも7月24日から開始をするというお知らせであります。ラジオ体操というのは皆さん、ご存じですよね。日本で育たれた方っていうのは音楽を流せば勝手に体が動いてしまうという、それぐらい日本人のDNAに刻み込まれている。都民、国民が1つになれる、準備体操を超えてスポーツといってもいいかもしれません。結構あれを真面目にやると汗、うっすらかきますしね。私もひいこら言いながらやっていますけれども。このラジオ体操を活用しまして2020年大会の機運醸成を図りたいと思っております。

 都民、国民の健康増進につなげていくということで、2020年まで、みんなでこのラジオ体操プロジェクトというものを毎年、実施をしていきたいと考えています。つまり2020年大会の開催期間中、7月24日から9月6日までを重点期間というふうに位置付けまして、都内の企業や都民の皆さん、そしてまた全国にラジオ体操の実施を呼び掛けていきたいと考えております。都でもまず、これも隗より始めよでございまして、都庁の職場で毎日、午後2時55分になったら、どこにいても、この体操を始めるという、ほとんどフラッシュモブのような形になりますけれども、この体操を行う方向といたしております。

 ちょっともう一度、動画、戻してくださいますか。ラジオ体操で、ラジオ体操というと、もう皆さん、子供のころ、夏休みにはとにかく毎朝、早起きして行って、そしてこのカード、この裏が、次の、裏、裏。次の、はい。裏がこういうふうに日付が入っておりまして、これでスタンプで押してもらうとあんパンがもらえるとか、それにつられて結構行ってらしたと思いますけれども、スタンプもゆりーとで作りました。ゆりーとが飛んでいたり、羽ばたいたりとかパターンがあるんですけれども、で、ぽんぽん、毎日、午後2時55分から、この体操をやった人は皆さん、記者クラブのほうにも、これ、これ。これですね。体操編と飛んでる編とどっちがいいですか。