日本は核廃絶の先頭に
長崎の被爆者5団体が声明
しんぶん赤旗:2017年7月14日(金)
http://www.jcp.or.jp/akahata/aik17/2017-07-14/2017071404_01_1.html

 国連で核兵器禁止条約が採択されたことを受けて、長崎の被爆者5団体は13日、長崎市内で記者会見し、
「条約採択を心から喜ぶ。日本政府は早急に条約を批准し、核兵器廃絶の先頭に立て」とする声明を発表しました。
5団体は首相官邸や外務省に声明文を送付します。
5団体は声明で、「核保有国や核の傘の下にいる国をどのように参加させ、全ての核兵器を廃棄へ導くか困難な作業が待っている。その主要な役割を担うべきは、日本政府だ」と指摘。
「身をもって核兵器の残虐さを体験してきたから説得力を持つはずだ」と強調しています。

 条約交渉に参加しなかった日本政府の対応については、
「国際世論や多くの国々の努力に逆行するだけでなく、被爆者をはじめ核兵器廃絶を求める国民を裏切るものだ」と批判しました。