任期満了に伴う京都府城陽市長選(9月3日告示、10日投開票)に、市民団体会長の岡本やすよ氏(67)が13日、無所属で立候補すると表明した。共産党が推薦を決めた。同市長選での立候補表明は初めて。
 同党洛南地区委員会や労組などでつくる政治団体「新しい城陽民主市政を築く市民の会」が擁立した。
 同日会見した岡本氏は、アウトレットモールの進出が決まった東部丘陵地に関連し、市道整備などに多額の費用がかかると批判。「大型開発にお金をつぎ込むのは市民の暮らしに良いと思えない」と述べ、子育てや福祉、バスなどの公共交通網の拡充に予算を重点配分すると主張した。
 岡本氏は大阪府立茨木高卒。2009年と13年の市長選に立候補し落選した。「城陽生活と健康を守る会」会長などを務める。城陽市寺田在住。

https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20170713-00000026-kyt-l26