http://www.nikkei.com/article/DGXLASFK04H1R_U7A700C1000000/

 民進党の蓮舫代表は4日の常任幹事会で、代表を続投する意向を表明した。東京都議選で5議席にとどまったことについて「極めて深刻で残念な結果だ」と指摘。そのうえで「最前線で引き続きがんばりたい」と語った。執行部の責任論については、党本部で記者団に「まずは総括を大事にしたい。今の段階でどうこう言う話ではない」と述べるにとどめた。

 同日の常任幹事会では、全国の比例ブロックごとに所属議員らの意見を聞き都議選の総括や今後の選挙戦の改善策を取りまとめる方針を決めた。蓮舫氏は会合後、記者団に「緊急に総括して改善策を早期に講じたい」と述べた。

 党内の一部には蓮舫氏の責任を問う声が上がる。松野頼久氏のグループが4日、都内で開いた会合では「代表が責任を取るべきだ」と辞任を求める声が上がった。ただ松野氏は会合後、記者団に蓮舫氏の辞任論について「私はそうは思わない」と打ち消した。