首相と公明代表 引き続き連立政権運営を確認
7月3日 14時52分
安倍総理大臣と公明党の山口代表が会談し、東京都議会議員選挙では自民党と公明党の連携が解消されたものの、内外の課題に着実に結果を出していくため、引き続き、両党が結束して連立政権を運営していくことを確認しました。
2日に投票が行われた東京都議会議員選挙で、公明党は自民党との連携を解消し、都民ファーストの会とお互いの候補者を推薦し合うなど、選挙協力を行いました。

こうした中、3日昼に開かれた政府与党連絡会議で、安倍総理大臣は「自民党として、大変厳しい結果となったが、政策を前に進め結果を出すことで、国民の信頼を回復していきたい。自民、公明両党が一致結束して前に進んでいきたい」と述べました。

これに対し、公明党の山口代表も、「都議選の結果は都政に関する審判で、国政は国政だ。しっかり、政府与党が結束して国民の期待に応えていくべきだ」と応じました。

これに続いて、安倍総理大臣と山口代表は個別に会談し、内外の課題に着実に結果を出していくため、引き続き、両党が結束して連立政権を運営していくことを確認しました。

このあと、山口氏は記者団に対し、野党側が予算委員会の閉会中審査などを求めていることについて、「私は、かねてから閉会中審査などを検討していくべきだと言っていた。これから政府として考え、与党にも相談があるのではないか」と述べ、閉会中審査を行うべきだという考えを示しました。
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20170703/k10011040041000.html?utm_int=news-politics_contents_list-items_011