都議選の各社の出口調査などで、自身が率いる「都民ファーストの会」など支持勢力の圧勝が伝えられた小池百合子・都知事が、テレビ東京系の選挙特番のインタビューで、キャスターの池上彰氏の質問に答えた。

 2017年7月2日20時過ぎ、「池上彰の都議選ライブ」の中継インタビューで、小池知事は、圧勝が伝えられて「感動致しております」などと話した。

■これまでは「ドンによる一元制」

 池上氏は、圧勝が伝えられた瞬間、小池知事は笑顔を見せなかったとして、それは「あえて」の対応なのかと質問。小池氏は笑顔を見せながら「そうですか?感動致しております」などと、余裕の表情を見せた。

 第1党となることが確実視されている「都民ファーストの会」について、池上氏は「小池知事の言う通りでございます」という議員ばかりでは「意味がないですよね」と聞いた。これに対し小池知事は、「専門性をもった人がズラリとそろっており、いろいろと意見を言ってくれる」「力強いチェックをしてくれる」と期待感を表明した。

 さらに小池知事は、そもそも論として、これまでの都政は「ドンによる一元制」で、メディアはそれをチェックしてくるべきだった、と指摘。今回の選挙結果を受けて、ようやく「(知事と議会の)二元制」になると認識を示した。

https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20170702-00000009-jct-soci