那須烏山市の大谷範雄市長(69)は30日、任期満了に伴う市長選(10月22日告示、29日投開票)について立候補しないことを明らかにした。
 この日の定例会見で、大谷市長は体力の減退や、総合計画の実施にめどがついたことなどを理由に挙げ、「(南那須町長時代を含め)首長歴16年となり、後進に道をゆだねる時期」などと話した。後継指名はしないが、「適任者がいれば、後援会を挙げて応援したい」と話し、候補擁立に含みをもたせた。
 大谷市長は合併前の南那須町長から、2005年に初代那須烏山市長に就任し、現在3期目だった。
https://mainichi.jp/articles/20170701/ddl/k09/010/191000c