【ワシントン共同】米韓両政府は6月30日、トランプ大統領と文在寅大統領による初の首脳会談後に共同声明を発表した。北朝鮮の脅威などに対処するため日本を含む3カ国の連携を強化する重要性を強調、ドイツで7月上旬に開かれる20カ国・地域(G20)首脳会合に合わせ日米韓首脳会談を開く方針を表明した。トランプ氏が意欲を示してきた米韓自由貿易協定(FTA)再交渉は直接の言及がなく、両国の溝が鮮明になった。
 両大統領は会談後の共同記者会見で、北朝鮮核問題を最優先課題と確認。米韓同盟の防衛力を強化し、挑発行動に断固とした対応を取る方針を示した。
http://www.tokyo-np.co.jp/s/article/2017070101000984.html