大統領起訴の可否、下院で判断=同意は困難か―ブラジル
6/30(金) 9:03配信 時事通信
 【サンパウロ時事】ブラジル連邦下院は29日、収賄罪で起訴されたテメル大統領の司法手続きを進めるか否かについ
て、最高裁から判断を委ねられたと発表した。

 同国では下院(513議席)で3分の2の同意がなければ、大統領の裁判を開始することはできない。

 テメル氏は大手食肉加工会社JBSに便宜を図る見返りに50万レアル(約1700万円)の賄賂を受け取ったとして26日に
起訴された。下院は憲法・司法委員会で大統領から聴取を行うなどした上で、本会議に諮る。下院は連立与党が多数を
占めており、同意を得るのは困難とみられる。 
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