トランプ氏、プーチン大統領と初会談へ　Ｇ２０の機会に
6/30(金) 10:58配信 朝日新聞デジタル
　米ホワイトハウスは２９日、トランプ大統領とロシアのプーチン大統領が、７月７、８日にドイツ北部ハンブルクで
開かれる主要２０カ国・地域（Ｇ２０）首脳会議の機会に、初会談を行うことを明らかにした。トランプ政権が「ロシ
ア疑惑」で揺れる中、どう関係を築くか注目される。

　マクマスター大統領補佐官（国家安全保障担当）は記者団に、ウクライナ情勢などロシアの脅威に立ち向かう必要性
を強調する一方で、「トランプ氏はロシアとより建設的な関係を持ちたいと考えている」と会談の狙いを述べた。

　プーチン氏の指示でロシアが昨年の米大統領選に介入したとされる問題や、トランプ政権との不透明な関係性など、
一連の「ロシア疑惑」を議題にするかどうかについては、マクマスター氏は「まだ議題事項は決まっていない。トラン
プ氏が話したいことが議題となる」と述べるにとどめた。北朝鮮やシリア問題なども話しあう見通しという。

　また、Ｇ２０開催中、中国の習近平（シーチンピン）国家主席や、安倍晋三首相、韓国の文在寅（ムンジェイン）大
統領、メイ英首相、メルケル独首相、メキシコのペニャニエト大統領、インドネシアのジョコ大統領らとも会談する方
向で調整している。（ワシントン＝土佐茂生）
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