4月1日時点の東京都の待機児童数は約8590人。
6月9日までの暫定的な集計結果だが、前年同期に比べると約120人増えている。

国家戦略特区を使った規制緩和などもあって、
2016年度は都内の保育施設の定員が約2万人増えたものの、追いつかない。

待機児童の定義が実態を踏まえて新しくなり、
育児休業中だが保育所に入れれば職場復帰したいケースも含めることになった。
この変更がなければ約7880人であり約590人減った、と都側は説明する。

待機児童「ゼロ」は国と都の共通目標だ。
保育需要を吸収しきれていない現状を改善する手立てを各候補がどのように訴えているのかは、
都議選の注目点だ。

http://www.nikkei.com/article/DGXLASFK27H4D_Y7A620C1000000/

東京都の待機児童数
http://www.nikkei.com/content/pic/20170629/96958A9E93819499E0E59AE6968DE0EAE2E4E0E2E3E5E2E2E2E2E2E2-DSXZZO1821143028062017000000-PB1-2.png