日本経済新聞は27日付の朝刊で、日本維新の会代表の松井一郎大阪府知事と党法律顧問の橋下徹氏が
5月19日夜に会談したと報じた6月15日付朝刊の記事について、「会談は事実ではありませんでした」とするおわびを掲載した。

この記事をめぐっては、橋下氏が自身のツイッター上で事実誤認だと指摘。
「全国紙なんだから、うちの事務所に確認ぐらいしなさい」などと批判していた。

日経は6月15日付朝刊の「迫真 急展開の改憲議論3」の記事で、
橋下氏と松井氏が5月19日夜に大阪市の居酒屋で面会し、憲法改正をめぐり「僕らも見解をまとめていい頃だ」と
語りかけた松井氏に対し、橋下氏が「それでよいと思います」と応じた―などと報じた。

これに対し、橋下氏は6月15日のツイッターで「念のため事実誤認を指摘する」とし、
5月19日は講演会のため午後8時半過ぎまで大阪市内のホテルに滞在し、その後帰宅したと主張。
さらに6月16日には「同席した国会議員から取材したらしいが、そもそも知事と国会議員と僕が酒を飲んで
こんな話をした事実は全くない」「ペラペラしゃべる情報源なんてあてにならないことを学びなさい」と批判した。

http://www.sankei.com/west/news/170628/wst1706280016-n1.html